
みなさんこんにちは。
元・日本語教師しろくろねこです。
「退職したいけど、まず何をしたらいいのか」
「退職をとめられたら…」などアレコレ悩むことも多いと思います。
今回は私が退職を決めてからの自分自身の体験についてお話したいと思います。
→日本語教師を辞めたくなった理由についてはこちら(日本語教師を辞めようと思った2つの理由)
主任へ連絡
まずは直属の上司である教務主任にメールで「お話したいことがあるのですが、今週どこかでお時間いただけないでしょうか」と連絡をしました。
この時点では主任はまさか私が退職の意思があるとは1ミリも思っていない様子で「オッケ~!」と軽い返事がきました。
私としては何よりもまずは上司と二人きりで話す時間を作るべきだと思います。
退職を悩んでいる、退職を決めた時点では同僚には絶対に相談しないほうが良いです。
上司と話す前に噂が上司の耳に入るからです。そうすると穏便にいくものもいかなくなる可能性が高くなってしまうので、愚痴ってスッキリしたいとか、モヤモヤした気持ちを打ち明けたい気持ちは理解できますが絶対に避けた方がいいと思います。
どうしても抱えきれないのであれば職場以外の人(家族、恋人、友人など)に話しましょう!
翌日主任と二人で話し合い
時間を作ってもらい主任へ退職の意向を伝えると
「ええええぇぇぇぇぇぇぇ?!」
と驚かれました。
私がそれまで仕事辛いオーラ、辞めたいオーラを出したことがないからかもしれません。上司としては本当に青天の霹靂といった感じだったと思います。
これは私も悪いのですが、退職したい理由がはっきりと伝えられませんでした。
ただただ疲れてしまったということだけは伝えましたが、退職というのはあまりに極端な考えだからもう一度来週話しましょうと、その日は解散しました。


2回目の話し合い
2回目の話し合いでも「なぜ辞めたいのか」という部分がうまく答えられませんでした。
ただただ疲れ、気持ちが折れた
それだけが事実で私が伝えられることでした。
いっそのこと嘘の退職理由を言った方が賢いのかも…と思いましたが、阿保ほど正直なところがある私にはできませんでした。
「他にやりたいことがあるのであれば応援しようと思えますが、あまりにも唐突で納得がいかない」
文字だけ見ると強く見えてしまいますが、主任は時に優しく、時に涙を流し、時に諭すように話してくれました。退職ではなく休職することや、時短で働くこと、契約社員になること、非常勤になることなど働き方についても様々なことを提案してくれました。
これまで一緒に頑張ってきたから辞めて欲しくないという気持ちを伝えてくれ、私は罪悪感でいっぱいになりました。
結局折り合いがつかず、この日も今月末まで考えてほしいとのことで話し合いは終了。
「実は○○先生も昔、仕事をやめたいと相談してきたことが合って、しばらく休みを取ったり、時短とか働き方を変えたりしながら、戻って来て今も頑張っているんだよ!ぜひ相談してみて!でも他の教員には言わないようにね」
…?
なんだか色々と違和感を覚えながら帰宅しました。
一方、夫は…
家に帰ってからこの日の話し合いのことを夫に話すと、
「今まで一緒にやってきたっていう気持ちもわかるけど、それはしろくろねこのことを本当には考えてくれていない行動に思えるなあ。本当に大切に思ってくれているなら、しろくろねこの健康や、これからのことを考えて身を引くと思うけど…。情ももちろんあるだろうけど、悪く言えば泣き落としでどうにか丸め込んで、会社の利益だけ考えているように見える」
「辞めたい辞めたいと口頭でいつまで言っていても進まないから、退職願とか書類でやりとりした方がいいよ。そうしないとしろくろねこの退職がうやむやになりかねないし、会社だって新しい人募集かけるとか育成するとかができないままで、お互いにとってマイナスしかないよ」と。
冷たっ!と思いましたが、確かにその通りだ。現実的なアドバイス。
うじうじしていた私も目が覚めました。こんな態度ではただ引き止めてもらいたいかまってちゃんだと思われてしまうし、自分と会社お互いの時間と労力の無駄だなと。
このアドバイスをきっかけに退職願の作成を始め、もっと強い意志が必要だなと吹っ切れました。
3回目の話し合い
3回目の話し合いの際には退職願を提出しました。
そこでようやく退職の意向を校長に伝えるという流れまでもっていってもらうことができました。
しかし3回目の話し合いにして急に主任からこんなことを言われました。
「人生っていうのはね、良いことばかりじゃないんだよ。悩むことなんてこれからもたくさんある。仕事もそうだし、仕事をやめても、家族のこと、将来の事。苦しいことがたくさんあるし、もっと苦しい人がたくさんいるんだからね。しろくろねこ先生は結婚して旦那さんもいるし、実家のご家族もいるからいいけど、そうじゃない人もたくさん世の中にはいるからね。先生は恵まれているんだよ」
( ^ω^)・・・?!
何が言いたいんだろうか。
私は今まで教務主任にはすごくお世話になったと思っているし、尊敬しているし、好きだった。
けど、こういった状況になったときに、こういう言葉を言ってくる人だったのかとかなりがっかりした。尊敬する気持ちも少し薄れてしまった。
「世の中には~」とか「世界には~」という大きすぎる主語。そして意味のない比較。
食事のたびに世界には飢え死にしている人がいっぱいいるんだよ!とか
死にたいと思っている人にこの世には生きたくても生きられない人もいるんだよ!とか
言うかな?
個人的にはこういう話は嫌いだ。本当に意味がない。何も解決しないからね。
…すみません。話が逸れてしまいました。
そこからは退職希望日や有給休暇について、業務の引継ぎについて話し合いました。
最初は退職するのは今見ている学生が卒業するまでという話で学校からはお願いされましたが、断りました。そんなエネルギーはもう私は持ち合わせていなかったので、今学期いっぱいで!と絶対に譲りませんでした。
そして私が退職を伝えたのが残っていた10日分の有給が間もなく失効するタイミングでした。
本当は全部余すことなく使い切りたかったのですが、学期の途中で10日間も休まれるのは困ると言われ泣く泣く失効間近の有給を捨てることに。
そしてまた「退職するまで他の教員には退職のことは言わないように」と口止めをされました。
更には次の仕事を探すことも止められました。
今振り返ればおかしなところだらけですが、ボロボロだったその時の私は
「仕事が辞められる!!!!!」というだけですごく気持ちが楽になり、
終わりが見えることが最終出勤日までのモチベーションになりました。

最終出勤日までの過ごし方
最終出勤日までは退職を知っている人たちに「こいつ辞めるからって手抜いてるな」と思われないように、そして恩返しの意味でも今まで以上に一生懸命働きました。
誰よりも早く出勤し、できるだけ多くのことをこなそうと努めました。
周りの人に気が付かれないようデスクを綺麗に整理し始めたり、担当していた業務を他の先生に引き継いでいきました。仕事を残さないように残さないようにと全力で取り組みました。
その裏では出勤前に家で退職に関するYouTubeを毎日見て心の均衡を保っている自分もいました。笑
この間に地元の友人に会って退職に相談し、色々精神面でのアドバイスをもらっていました。
「今まで長年勤めてきたんだし、会社の対して申し訳ないとか思う必要は全くないよ!じゃ、あざっした!くらいの軽い気持ちでいた方がいいし、他人からの目を気にしすぎたり、他人軸で生きるのは勿体ない!自分が何をしたいか、どうしたら自分が幸せになれるのかもっと自分軸で考えた方がいいんじゃない?心の中にBIG BOSSを飼いな!BIG BOSSみたいにやっちゃえやっちゃえ精神も大事だよ(^^) 」とかなり個性的なアドバイスをもらい(笑)、すごく励まされました。
そして最終出勤日には校長と主任にだけ挨拶をし、退職届を出して学校を去りました。
有給休暇も消化し退職した今…
実際はここには書けないこともたくさんあります。
今も思い出すとモヤモヤすることは5個くらいありますが、縁切りってそういうものなのかなと諦めの気持ちもあります。退職とか離婚とかって双方が100%【円満】に終わることはないのではないかと思います。
【立つ鳥跡を濁さず】と言いますが、それに対して「もうその場所が濁っているから立つんです」という言葉をTwitterか何かで見かけて少し共感してしまいました(笑)
いい顔しておきたい、綺麗に終わりたいという気持ちはもちろんありましたが、ひとまず人間関係の面では拗れたり、恨んだり恨まれたりすることはなく終われたので、もういいかなと思っております。
退職の意向を伝えてから最終出勤日までは約1か月半でした。
法的には2週間前からでもOKらしいですが、会社の就業規則や雇用契約書などに書いてある期間を守った方が穏便に事が進むかと思います。
今回大きなトラブルはなかったですが、もっと揉めるようであれば退職代行も本気で考えていました。


あとは一人で抱え込むことなく、職場以外の周りの人に相談することが大切かと思います。
家族でも友達でも、ネット上でのつながりの人でもいいと思います。
どうか一人で悩まず、心穏やかに皆様が過ごせますように!
次回は転職についての進捗をお話したいと思っています!
それでは(^^)
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