
こんにちは!
元・日本語教師のしろくろねこです!
今回は私が日本語教師から今の事務職に転職する際に書いた職務経歴書についてお話していきたいと思います。
日本語教師から転職を考えている方、事務未経験、マネジメントの経験もない方の参考に少しでもなれば幸いです。

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日本語教師の職務内容
「日本語教師」という職業はかなりマイナーです。
言葉の意味通りの仕事なので、なんとなくのイメージはしやすいのかなと思いますが、「国語教師」や「マナー講師」を想像される方もしばしばいらっしゃいます。
そのため、職務内容の項目の書き始めは簡単に日本語教師について書くことをお勧めします。
「外国人留学生に初級~上級レベルの日本語を教えていました。」
たくさん質問はされるとは思いますが、職務経歴書にはこの程度でいいと思います。(外国人に日本語を?え、英語で?何か国語話せるの?など、日本語教師が鉄板で聞かれる質問が面接当日に飛んでくるかと思いますが、あらゆる場所で何百回と聞かれるこの質問はいつも通りのかわしで大丈夫です)
私の場合は日本語教師の業務を大きく4つ分けて、それぞれ数行にまとめて提出をしました。
①教科指導
②生活指導
③進路指導
④授業準備・カリキュラムの作成
です。
違う日本語学校へ転職される方なら話は別ですが、一般企業に転職するのなら日本語教育について熱く語っても、その凄さもわからないし、畑が違い過ぎてイメージもされにくいと思うので、あくまで一般企業でも通じそうなスキルや仕事への姿勢を書くように心がけました。
たとえば「教室内の授業で使う教材は主にWordを使って作成し、オンライン授業ではPowerPointを使っていました。」のように基本的なパソコン操作はできることを伝えられるような文章を入れていました。
仕事に対する姿勢をアピール
事務職の志望理由を書くのは中々難しく、時間がかかりました。
就職活動や面接は自分を良く見せなければならない場なので、一切盛りなし!嘘なし!で書くことはできませんが、極力嘘は少なくしたいなと思いました。
約9年?10年?日々学生と真摯に向き合ってきたこと、学生だけでなく同僚とも良好な関係を築けたことなど、戦力として見てもらえるとは思えなさそうなことですが、営業職のようなわかりやすい数字もなく、役職に就いてマネジメントした経験もない私にはこんなことしか書けませんでした。
しかし、のちに今の職場の採用担当者に「誠実そうな人柄が伝わって来た一文だった。一生懸命仕事をしてくれる人だと思った」と言ってもらました。
かなり短い文章でしたが、書いて良かったなと思いました。
サポートする力
日本語教師と事務職を繋げるにはどうしたらいいか考えた末に日本語教師として何が一番の喜びで、やりがいだったかを思い出すようにしました。
私が日本語教師として一番喜びを感じるのは人前に立って話すことでもなく、日本語の研究でもなく、学生の進学サポートでした。
ここを志望理由、アピールポイントに入れるようにしました。
「自分がサポートしたことで、感謝されたり、サポートした相手が成果を出したりすることに喜びを感じていました。縁の下の力持ちタイプの自分の性格が活かせるような仕事を探していたときに、貴社の事務職の仕事を見つけ応募しました 」
ざっくり言うと大体このようなことを書きました。
ちょっと無理やりだったかなと今見返すと思うところはありますが、結果採用されたのでOK。(笑)
その他面接で聞いたこと
面接では給料のこと、ボーナスのこと、昇給、昇進などお金に関わることは徹底的に聞きました。
入社後は聞きづらくなってしまいそうなことは先に聞いておいた方が良いし、お互い「話が違う!」というようなギャップはなくしておきたかったからです。
特に昇進に関しては前職では教務主任しか役職がなく、自分の上に先輩がたくさんいてその人達でさえ役職に就いていないので、到底自分には回ってこないと諦めていたことを採用担当者に伝え、そのうえで、この会社では女性でも昇進の可能性はあるのか(男性が多い職場の為)、年齢に関係なく昇進のチャンスがあるのか(私が最年少の為)、確認させてもらいました。
ガツガツしているように思われるかな…と心配もありましたが、裏を返せばそれだけ会社に興味を持っていてやる気があるという印象にもなり得ます。
他にも仕事内容や職場の雰囲気などもいくつか質問し、面接を終えました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
かなり個人的な内容や体験で参考にならないかもしれませんが、こんな奴でも日本語教師から転職できるんだなと思っていただければ幸いです(笑)
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