【乾いた心に潤いを】ワクワクすることって何だろう【研究中】

日本語教師のつぶやき
しろくろねこ
しろくろねこ

みなさん、最近ワクワクしていますか?

現在アラサーの私ですが、今までの人生で浮き沈みを何度も繰り返してきました。

時には自分は世界で一番幸せ者だ!!なんでもできる!何も怖くない!くらいの無敵なメンタルになることもあれば、布団から起き上がれなくなったり、涙が止まらなくなるなど、かなり心がやられてしまったこともありました。

最近では仕事のことで頭がいっぱいになり、【ワクワクする気持ち】を忘れかけていたので、今は絶賛ワクワク探し中です。その中で実際にやってみたことを書いていきたいと思います。

①芸術に触れてみる→△

絶対に縁がないと思っていた芸術ですが、大人になってみると意外に興味が持てるものだなと感じました。今まさにこれを試している最中で、今のところ「あ、この感覚・・・いいかも」となりかけているところです。

最近美術館に3回行ってみたのですが、これが思いのほか楽しかった。知識がないまま美術館に足を運んでみてもあまり楽しめないかなと思いましたが、生まれて初めて音声ガイドつきで見てみたり、自分が興味のある展覧会に行ってみたり。

今は楽しめていますが、なんせストライクゾーンが狭いため継続は難しそうだと既に感じています・・。

②昔熱中していたものに再度チャレンジ→×

中高はテニス部で物凄く打ち込んでいたのですが、大学進学とともにやめてしまいました。テニスから10年ほど離れていたのですが、またハマるかなと思い昔通っていたテニススクールに再度通うことにしました。

最初は懐かしさであったり、思ったよりも動ける喜びや、衰えを感じた変化も「面白いかも」と思ったのですが、熱中するまでには至らず結局1年でやめてしまいました。

過去の情熱を超えることはできず、これはこれで終わりにした方がいいのかもと悟りました。

これは完全に私の偏見かもしれないですが、男性は好きなものが基本的に変わらない人が多いイメージ、女性は切り替えが早い人が多いイメージなので、昔好きだったものにもう一度熱を注ぐのは私には無理だったのかも・・・。

③短時間でマスターできることをする→◎

ゴールまでが遠いとその途中でやる気がなくなったり、達成が難しくなってしまいますが、朝できなかったことが夜できるようになっているとか、さっきできなかったことが数時間後うまくなっているという小さな成功体験を積んで、達成感を感じると満足感を得られたり、もっとやってみようかなとワクワクする気持ちになれました。

具体的に私がやってみたことは

  • ハングル文字を覚える
  • 好きな曲のサビの部分のダンスを覚える
  • 短い英語の動画でシャドウイング

などなどです。他人から見たら大したことないことだったり、役に立たないと思われることでも満足感が得られればいいと思っています。

「今朝まで記号にしか見えなかったハングル文字が今はわかる」とか「曲が流れたら勝手に体動いて踊れるようになった!」とか「全く口が回らなかった英語のフレーズ言えた!」とか。結構楽しめています。

④旅行やキャンプ→○

旅行やキャンプの非日常感はワクワクしますよね。普段起きない時間に起きて出発したり、普段食べない料理を食べたり、普段とは違う景色を見たりするのはワクワクします。

ただ、良くも悪くも経験を積んできてしまっているので、年を取れば取るほど「非日常感」を味わうのが難しくなってきているところも感じています。

⑤新しいスポーツに挑戦→◎

私はそもそも体を動かすことが好きなので、これは完全に好き嫌いが分かれると思います。

私が新たに始めたスポーツはゴルフです。ゴルフクラブさえも今まで触ったことがない状態でしたが、周りに勧められて始めてみると、驚くほどのめり込みました。のめり込んだ理由は

  • 何歳からでも始められる(肉体的な意味で)
  • 一人でも練習できる
  • 上手く当たったときの爽快感
  • 年の離れた人とも仲間になれたり、会話が盛り上がる

基本的にスポーツは10代、20代の若い人の方が有利だけど、ゴルフはそうではないところが好きです(プロは別として)。

60・70歳の方が、20代に勝てるスポーツって中々ないと思います。

まぁゴルフに限らずですが、何より自分自身の成長の実感が一番のワクワク要素かなと。

⑥読書→◎

読書をすると人生が豊かになる・・・なんて大それたことを言う資格があるほど本は読んでいないのですが、大人になって気が付いたワクワクするものは読書です。子供の頃は教科書とマンガ本以外は自分から開こうとはしませんでしたが、社会人になってやっと読書の面白さがわかってきました。

私が一番ワクワクするポイントは他人の人生を覗き見たり、他人の視点を通じて何かを知ったり、現実ではありえないことも想像上で体験できるところです。

最近読んで、面白かった本を2つ紹介します。

短編小説に出てくる人物がそれぞれ繋がっていく構成で、悩みや葛藤を抱えたそれぞれの章の主人公が司書の小町さんに勧められた本をきっかけに自分にとって大切なものに気が付いていく話です。この小町さんの言葉がジワジワ~っと心を温かくし、励ましてくれます。

平凡なOLの主人公が結婚式で出会ったスピーチライターとの出会いをきっかけに、言葉の力に気が付いていくお話です。「日本語教師」という言葉を教える立場の私の仕事についても考えさせられました。言葉の可能性(良い意味でも悪い意味でも)を改めて感じ、自分の発する言葉にも気をつけようと思いました。

まとめ

日々の生活の中で「ワクワクするかどうか」というのを私は最近特に意識しています。

大人になればなるほど経験値が増えていくので、「初めて」が減っていき、ワクワクが少なくなっていくような気持にもなりますが、決して「ワクワク待ち」をすることと、「他人にワクワクを作ってもらおう」という考え方はしないようにしています。理由は時間がもったいないからです。あくまでもワクワク探しは自分から動いていくことが大事なのかなと。

最近【退職】が頭をよぎり、自分自身の仕事に対するワクワクについて思い悩んでいる今日この頃です・・・。(笑)

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