N3文法~わけにはいかない

N3文法

導入例①辞書形+わけにはいかない

T:(絵カード)私です。ここはレストランです。私は家からレストランまで車で来ました。でも…お酒が飲みたいです…いいですか

S:いいえ

T:車で来ましたから、お酒を飲むことはできません

→車で来たので、お酒を飲むわけにはいかない

導入例②ない形+わけにはいかない

T:(絵カード)社長です。わたしです。きょうは会社の飲み会です。

社長に「もっと飲め」と言われました。わたしは「飲みたくない」と言いにくいです。

でも社長に言われたので、お酒を飲みません、できません。

→社長にいわれたので、お酒を飲まないわけにはいかない

接続・意味

接続:辞書形、ない形

意味①辞書形+わけにはいかないは社会、周りの人のことを考えて許されないという意味。

意味②ない形+わけにはいかないは社会、周りの人のことを考えて、しなければならないこと、~する必要があるという意味を表す。

自分だけの事情の場合は「わけにはいかない」は使えない。

練習例①辞書形+わけにはいかない

T:時間ありません/×のんびりします

→S:時間がないので、のんびりするわけにはいかない

T:会社でトラブルが起きたので/×休みます

T:あしたは試験なので/×まだ寝ます

T:大切な会議なので/×失敗します

T:まだ仕事が終わっていないので/×帰ります

T:電車の中にいるので/×電話をかけます

T:家族のために/×仕事をやめます

練習例②ない形+わけにはいかない

T:まだ仕事が終わっていないので/×残業しません

→S:まだ仕事が終わっていないので、残業しないわけにはいかない

T:あしたは試験なので/×勉強しません

T:部長に誘われたので/×行きません

T:彼女が作った料理なので/×食べません

T:明日出さなければならないので/×レポートを書きません

T:先生と約束したので/×宿題をやりません

注意点等

かなり混乱しやすい文型なので、辞書形とない形は分けて導入、練習を行うことをお勧めします。

教案作成におすすめの参考書

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