導入例①(~おかげで)
T:(絵カード)先生です。わたしは学生です。わたしはN1の試験を受けます。
先生は熱心に教えてくれました。そして…試験に合格しました。
どうしてわたしは試験に合格しましたか。
S:先生が教えてくれましたから
T:そうですね。先生が教えてくれました。ですから、合格しました
→先生が教えてくれたおかげで、N1に合格しました。
導入例②(~おかげです)
T:(絵カード)私です。田中さんです。
わたしは仕事が多くて大変でしたが、今日は早く終わりました。
仕事が早く終わったのは田中さんに手伝ってもらったからです。
→仕事が早く終わったのは田中さんに手伝ってもらったおかげです。
接続・意味
接続:動詞た形・辞書形・名詞+の
意味:「~の助けがあったので、…という結果になった」と感謝の気持ちで言うときに使う。
相手の動作を表す場合は「Vてくれた/てもらったて/いただいた/てくださったおかげで」の形になる。
「おかげ」が文の最後に来る時は「おかげだ」になる。
練習例
T:友達に紹介してもらいました/彼女ができた
→S:友達に紹介してもらったおかげで、彼女ができた
T:一生懸命勉強しました/大学に合格した
T:友達が本を貸してくれました/英語が好きになった
T:たくさん練習しました/日本語が上手になった
T:この薬です/風邪が治った
T:両親です/日本に留学できた
T:友達です/毎日楽しい
注意点等
相手の動作を表す場合は「Vてくれた/てもらったて/いただいた/てくださったおかげで」の形になるが、これが何度言っても、何度注意してもうっかり間違えてしまう学習者が多い。
×先生が教えたおかげで、合格した
〇先生が教えてくれたおかげで、合格した
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