導入例①~かけだ
T:(絵カード)これは私です。わたしはりんごを食べます。
(絵カード)このりんご、今食べている途中です。
食べ始めました、まだ終わっていません
→このりんごは食べかけです。
導入例②~かけの
T:(絵カード)これは何ですか
S:ビールです
T:このビールはコップに入れたばかりです。
このビールは…もう入っていません。
じゃあこのビールは…?飲んでいます、途中です。
飲み始めましたが、まだ終わっていません
→これは飲みかけのビールです。
接続・意味
接続:動詞ます形
意味:「~かけ」は何かをし始めたが、途中までしてそのままだという意味。意志を伴う動作を始めてまだ途中であることを示す。ここでは「かけです/かけだ」と名詞扱いとなる。後文の名詞に修飾する場合は「~かけの」になる。
練習例
T:このまんがはまだ読んでいません。これは…?
→S:これは読みかけのまんがだ
T:この手紙はまだ書いていません。これは…?
T:今日の宿題はまだやっている途中です。今日の宿題は…?
T:このビールはまだ飲んでいる最中です。このビールは…?
導入例③~かけて
T:(絵カード)わたしです。わたしは好きな人に手紙を書きます。
わたしはあなたのことが…すき…あ~だめです。恥ずかしくて書けません
わたしは手紙を書きます、途中です、やめました。
→わたしは手紙を書きかけてやめました。
接続・意味
接続:動詞ます形
意味:途中まで~した
後ろが動詞文の時は「かけ」は動詞「かけます」にかわる。
練習例
T:授業中に携帯電話を見ます/先生に注意された
→S:授業中に携帯電話を見かけて、先生に注意された
T:部屋をそうじします/寝てしまいました
T:走ります/あきらめました
T:「好き」と言います/恥ずかしくなりました
注意点等
「~かけだ」「~かける」は分けて導入、練習がベター。
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